マーチング4コマ漫画 41Attention Hut
ピット(Pit)
パーカッションの中でも、ショルダーで背負って歩くことができない鍵盤やティンパニ、ドラムや小物(タンバリンやトライアングル)銅鑼、コンサートBDなど、ピットだけで演奏できるんじゃね?ってくらいたくさんの音を担当しています。最近のDCI(アメリカのマーチングリーグ)ではフロントアンサンブルとか呼ばれていますね。吹連のパレードコンテストではピットは禁止なので、見かけませんが、マーチング協会の方では大活躍です。マーチングパーカッションは、普通に吹奏楽をやっている人から見ても(私も座奏の出身)音符の数が桁違いに多く、4本マレットなんかも小学生から普通に登場したり、テンポ♩=160で16分音符(1分で640音、1秒で約11音)のパッセージが連続することも普通です。繰り返しますが、小学生でこれが普通です。小学校の音楽会のイメージを持っていて、楽譜を渡されるとギョッとしますね。指揮者は偉そうに「そこのフレーズ、テンポに追いついていないよ!」なんて、軽く指示をしますが、心の中では「無茶だよね・・・」って思っています。もうPitだけで一曲演奏できちゃうんじゃね?って思うくらい、いつも叩いています。
中高一般なんかはこの勢い以上で、複数の鍵盤を行き来したりしてます。激しいフレーズを並べることに生きがいを感じているのではないかと思うくらいです。
中学で吹奏楽になった時、今度は逆に音符の少なさにびっくりします。中学のパーカッションは32小節休みなんてざらにありますからね。全体練習の時間も、ほとんど声がかかりませんから、ティンパニやバスドラの陰で居眠りしているなんて、パーカッションあるあるが生まれてくるわけです。
四コマのまとめはココ、良ければどうぞ
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