マーチング4コマ漫画 45Attention Hut
文科系の部活って、男女が同じチームで活動することが面白いと思っています。もちろん卓球のミックスダブルスとか、運動系でも男女が同じチームを組むことがあるのですが、もともと男女が同じチームが前提で作られていますから、男子校や女子校でない限り、ほとんどの吹奏楽部は男女です。
男女の違い、学年の違い、パートの違いなど、同じチームの中でも所属が細分化できますし、それぞれの個性が分化しやすい環境だなって思います、だから、吹奏楽あるあるの中では、必ずパートあるあるとか、楽器ごとのキャラクター分析ってありますよね。みんなで一つのものを作り上げる活動なのに、それぞれはより強く個性を主張することを求められるっていう、一見して矛盾を含んでいる環境が面白いんです。マーチは統一感を作り表現する競技ですが、統一感を作る過程で、たくさんの個性が現れます。
「一つの演技をつくること」≠「全員が同一になること」
なんです。こうやって書いていると、学級経営や組織ととても似たようなものを感じるのは私だけでしょうか?
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マーチング4コマ漫画 44Attention Hut
表現者ですから、演目では、外に見せる演奏演技と、内に持つ心の両方を大事にしてほしいです。
ポイントは、外と内の両方ということです。「文質彬々(ぶんしつひんぴん)」という言葉がありますが、片方だけだと相手に伝わるものになりません。内側の心だけ整えて、外の外見をそろえなければ「粗野」な演目になり、外側の演奏演技だけを整えて、心が入っていなければ「軽薄」な演目になります。
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マーチング4コマ漫画 43Attention Hut
生活と部活動の結果って関係なくね?
ってよく言われることなんですが、学生の部活動の成果(大会の結果ではなく、成長という意味で)と生活って相関関係があると思います。学力ではなく、生活の質です。
それぞれには理由があります。
例・・あいさつができないと、指導者や上級生との関係を良好に保てず、教えてもらうことの質が下がる。指導者も上級生も人間ですからね。好印象の相手には、より良い内容や教え方をします。
持ち物の準備や提出物の期限が守れないと、練習の時間を無駄にしたり、楽器のメンテナンス、楽譜の細かな点の配慮ができない。
委員会や学級の活動、給食清掃など、分担された役割をこなすことができないと。粘り強く、責任感を持って練習ができない。音楽とは、それぞれのパートが自分の役割を全うして初めて作り上げられるものです。
など、挙げればきりがないですが、せっかく青春の大部分のエネルギーを使ってやっていることですから、卒業する時に「3年間で楽器が上手くなりました」ってだけの成果では、寂しすぎますよね。
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マーチング4コマ漫画 42Attention Hut
大会本番になって、何かを変えようと思っても上手くいかないんですよね。今までやってきたこと、仲間を信じて、いつものように演技するのが一番安定する気がします。
「大会だぞ」っていつも以上に意気込ませるようなことは、言わない方が上手くいきます。何も言わなくても、全員意識はしますから。
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マーチング4コマ漫画 41Attention Hut
ピット(Pit)
パーカッションの中でも、ショルダーで背負って歩くことができない鍵盤やティンパニ、ドラムや小物(タンバリンやトライアングル)銅鑼、コンサートBDなど、ピットだけで演奏できるんじゃね?ってくらいたくさんの音を担当しています。最近のDCI(アメリカのマーチングリーグ)ではフロントアンサンブルとか呼ばれていますね。吹連のパレードコンテストではピットは禁止なので、見かけませんが、マーチング協会の方では大活躍です。マーチングパーカッションは、普通に吹奏楽をやっている人から見ても(私も座奏の出身)音符の数が桁違いに多く、4本マレットなんかも小学生から普通に登場したり、テンポ♩=160で16分音符(1分で640音、1秒で約11音)のパッセージが連続することも普通です。繰り返しますが、小学生でこれが普通です。小学校の音楽会のイメージを持っていて、楽譜を渡されるとギョッとしますね。指揮者は偉そうに「そこのフレーズ、テンポに追いついていないよ!」なんて、軽く指示をしますが、心の中では「無茶だよね・・・」って思っています。もうPitだけで一曲演奏できちゃうんじゃね?って思うくらい、いつも叩いています。
中高一般なんかはこの勢い以上で、複数の鍵盤を行き来したりしてます。激しいフレーズを並べることに生きがいを感じているのではないかと思うくらいです。
中学で吹奏楽になった時、今度は逆に音符の少なさにびっくりします。中学のパーカッションは32小節休みなんてざらにありますからね。全体練習の時間も、ほとんど声がかかりませんから、ティンパニやバスドラの陰で居眠りしているなんて、パーカッションあるあるが生まれてくるわけです。
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マーチング4コマ漫画 40Attention Hut
この個性重視の時代に、逆行したようなことを書いていますが、強制されて個性を消すのであればそうだと思います。しかし、みんなで統一感を作るという目的をもって動くのであれば、そこには自分の意思(個性)が現れますよね。
大事なのは主体性。自分が何を選んで行動するのかです。
マーチやバンド活動を選択する人は、みんなで一つのものを作ることが好きでやっている人が多いですけどね。
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マーチング4コマ漫画 39Attention Hut
あいさつって、どの活動でも大事だって言いますよね。運動でも文化活動でも、社会でも「あいさつなんてどうでもいいよ」って言葉は聞いたことがありません。
みんなが大切に思っているはずなのに、できないのはなぜなのか。私は、あいさつの価値を感じていないのではないかと思います。あいさつをして良かった経験が足りないのではないかと思います。
人間って、使ってみて、良いと感じたり、便利だと思わないと、使いませんよね。
スマホなんかは、あんな宣伝がなくても、みな買いますし、使います。使ってみて便利だと感じたからではないでしょうか。
あいさつをしてほしいと願うなら「あいさつをして良かった」と思えるような経験や、レスポンスを与えていく方が良いと思います。
とか言いながら・・
「あいさつをしっかりしなさい!」
って言っちゃうんですけどね( ´∀` )
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